福祉の目線にたった施設の椅子選び

福祉の目線にたった施設の椅子選び

健康な人なら気にも留めないようなことが高齢者や障害を持った人には悩みの種であったりするものです。
福祉施設で使用される椅子にはどのようなことが必要でしょうか?高齢だったり障害があったりすると歩行が不安定になることも多いため、万が一転倒した時のことを考えたら角が無く丸みを帯びたデザインであることが最低限求められます。
キャスターがついた椅子の場合は動かしやすいという利点がありますが、思った以上に軽い力で動くため座り損ねることもあるというので安全とは言い切れません。
施設のスペースを有効に利用しようと思ったら、椅子を動かすときに運びやすいことや重ねて収納することが可能なスタッキングタイプがいいでしょう。
ただ、運びやすさを求めるあまり華奢な作りになってしまっては利用者の安全が守られないということになってしまいます。
高齢化が進んでいる現代、福祉の現場では施設側にも利用者側にもどちらにもやさしくて使いやすいものが求められています。
こうした椅子の開発にどんどん力を入れてもらいたいものですね。

入浴用の椅子がある福祉施設

高齢者や身体に何らかの不具合を抱えている人などが集まるような福祉施設では食事を取ったり、作業をしたりするだけではありません。
介護福祉士などによる入浴のサポートも行われています。
祖母の家には以前から入浴用の椅子というものが置いてありました。
それはシャワーチェアと呼ばれるもので、身体の状態に合わせて3段階のタイプがあるらしいです。
基本的には自分の身体を支えることのできる祖母は背もたれもひじ掛けもない一番シンプルなタイプを利用しています。
ほとんど従来のお風呂用の腰掛けと変わりありませんが、それよりも高さがあることで立ったり座ったりが楽だと言います。
もう少し心配のある方は背もたれがついていて、つかまることもできるタイプにするといいそうです。

キャリムエンジニアリング

さらに福祉施設や病院には背もたれもひじ掛けも付いているシャワーチェアが置いてあると思いますが、こうした椅子は座った時の安定感では群を抜いているようです。
入浴という場面では石鹸の泡によって滑るという危険性もありますから、できることなら祖母にも福祉施設に行った際に介護士さんたちにお願いして入浴を済ませて来てほしいと思っています。

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